オサートの視力回復について解説します。オサートは手術不要の視力回復方法でマスコミなどにも取り上げられている注目の視力矯正方法です。
オサートと呼ばれる治療法が注目を浴びています。近視、乱視対策として、メガネ等やコンタクトレンズが使用されてきましたが、特殊なコンタクトレンズを使用して裸眼時でも視力回復が保持できる治療法として浸透しています。
コンタクトレンズによる療法には、オルソケラトロジーが数年前より登場しており、治療用のコンタクトレンズが欧米人の角膜に基づいて設計しているため、思うような効果が発揮できない場合があることが欠点で、日本人でも視力回復が図れるよう研究を重ねた結果、オサートという視力回復法ができました。
オサートは0.01の重度の近視、遠視患者ばかりでなく、円錐角膜患者でも最大1.5まで視力回復が効果的に発揮でき、オルソケラトロジーの場合は視力が0.1程度の近視患者を対象にしていますから、より広範囲の患者に対応できます。
普段コンタクトレンズを使用されない方も、主治医の丁寧な指導を受け、オサートなら問題なく視力回復を図れます。
以上により、オサートによる視力回復法が安全でお勧めできる治療法であると考えられます。
オサートの治療方法についてですが、診察時は眼科医でオサート治療で視力回復が図れる状態であるか、5〜6時間かけ徹底的に検査を行って確認していきます。
その後、自宅で就寝中にコンタクトレンズを装着して視力回復することになります。オサート治療で使用するレンズは患者に合わせたオーダーメイドで、初回の検診から入手までに約2週間を要します。
オサートの特殊なコンタクトレンズを就寝中に装着すると、角膜が凹レンズような形に矯正され、焦点も正常な位置に戻り、視力回復が可能になります。
通常のコンタクトレンズでも同様の原理で視力回復を行いますが、オサートではレンズの内側に特殊なカーブを入れており、コンタクトレンズを外してもそのカーブが装着時に近い状態で保持されるため、裸眼時も視力が保持されます。
オサートでは強度の近視の患者の場合、3ヶ月おきに角膜の形状に合わせて段階を追って治療用のコンタクトレンズを使用して角膜を矯正していきますから、オサートの治療を真面目に行っていけば約1年以内に視力回復を図れます。
オサートによる治療時の副作用として、夜間に街灯の光が滲み眩しさを感じたり、残余乱視が起きることがありますが、直接眼球に傷を付けることが無いため、主治医の指示に従ってステップを踏んでいけば問題なく視力回復が図れます。
視力回復への治療費は、オサートやその他の療法でもまず初回の検診で、約2000円〜4000円は必要になります。もし、左右両方の目を治療を行う場合、オルソケラトロジーでは総額で約30万円程で済み、オサートで視力回復を図る場合は、患者個別にオリジナルデザインのコンタクトレンズを作成し、症状によっては数回に分けてレンズを設計し直す場合もあり、総額で40万円は必要になります。
また、睡眠中に目の筋肉が激しく運動する現象を起こすことが原因でコンタクトレンズにズレを起こすこともあり、オサートによる視力回復が満足に発揮できない場合があります。
なお、コンタクトレンズの装着を中断すると、オサートによっての視力回復した眼球が治療前の状態に戻るため、常にコンタクトレンズが必要になります。